2007年04月21日

注!下ネタはないよ!

男が氷上で魚釣りをしていた。この男、会社を先月でくびになり生活にこまっていた。ついでに妻にもにげられた。釣りを開始してから二時間程たったころ、男は妙な物をつり上げた。それは異国の香りがするふるびた壷のようなものだった。男は不思議におもいながらもその蓋を開けた。するとそこから全身を黒いスーツに身を包んだ男が立っていた。すると男が話しはじめた。「こんにちは。私は悪魔というものでございます。」いやに馬鹿丁寧に話すもんだな。と男が思っていたら、「そんなことはどうでも良いのです。それよりもなにか願い事はありませんか?」と男に尋ねた。しかしこの男も馬鹿ではない。なぜ悪魔が俺なんかに施しをくれるのだろうかと疑問に思った。すると「別に貴方の魂を頂こうなどとは思っていません。大体人間などという下等生物など興味がないのです。しかし私は暇をもてあましている。なので貴方に関わって暇を潰そうと考えたのです。」そういうものなのか。と男は納得し、悪魔に願いを告げた。「俺はいま金に困っているんだ。会社もくびになり、好きな酒も飲めないんだ。だから金が欲しい。しかも一生涯遊んで暮らせる程の金だ!」「わかりました。しかしやはり人間というものは醜いいきものですね。金なんかよりも大切なものがあるというのに。」悪魔はにやりと笑った。しかし男はもうすぐ大金をてにできる喜びで気付かない。「はやく、はやく金をくれ!」「ではでは願い事を叶えてあげましょう」その言葉と同時に悪魔は消え金が現れた。しかし小銭だった。氷上で一生涯遊んで暮らせる程の金を小銭で渡されたらどうなるか。氷は金の重さに耐えきれず……

「やはり人間というのは欲深く醜い生き物だ。しかしそれだから面白い。いい暇つぶしになった。ありがとうございました。次の暇つぶしを探しましょうかね。」そういって悪魔は笑いながら闇へと消えていった。
posted by 快晴ナリ at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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